前田利家公の像と金沢城の歴史〜金沢城公園その４：こねぶろ♪：So-net blog

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菱櫓からの眺め〜金沢城公園その３｜五十間長屋では金沢城の構造のお勉強が出来.. ブログトップ

前田利家公の像と金沢城の歴史〜金沢城公園その４　[加賀百万石〜金沢へ！] [編集]

金沢城石川門下にある前田利家像です！

加賀は1474年ごろから本願寺門徒による一向一揆がとても盛んな地でした。
1546年、本願寺門徒は金沢城の前身となる尾山御坊を建設。
尾山御坊は寺院でしたが、空堀や柵を備えたお城の様相を呈していました。

その後、北陸制圧を目指して越前の朝倉氏、越後の上杉氏、
そして摂津の石山本願寺と石山戦争をしていた織田氏とも対立。
しかし1580年、石山本願寺が織田信長に降伏すると、
柴田勝家配下の佐久間盛政による侵攻を受け、尾山御坊はついに落城。
加賀一向一揆は収束に向かうことになります。

盛政はその功により加賀一国を拝領し、尾山御坊を尾山城と改称して居城としました。
しかし1582年、織田信長が本能寺で果てると、主君・勝家と天下を狙う羽柴秀吉が対立。
ついに1583年、賎ケ岳の戦いが勃発しました。
兵5,000を率いて賎ケ岳に布陣していた前田利家が勝手に戦線離脱してしまうなど、
勝家が秀吉に敗れると尾山城主・盛政は捕らえられて斬首。
戦後、能登国主・利家が盛政の旧領のうち加賀東部２郡を与えられて尾山城へ入城しました。

1585年、佐々成政と戦った功により利家の嫡男・利長が越中一国を与えられ、
利家の加賀東部・能登と併せて前田家は100万石の大大名となりました。
1587年、利家はキリシタン追放令によって流浪の身となっていた高山右近を
15,000石で招き、右近の先進的な築城技術を用いて尾山城の大改造に取り組みました。

1599年、徳川家康のあからさまな天下取りへの野望を
一人で抑えていた利家が病没してしまうと、嫡男の利長が家督を継承しましたが、
家康は利長に家康暗殺計画などという嫌疑をかけ、加賀征伐に乗り出そうとしました。
しかし、利長は実母である芳春院を人質に出す事により前田家は難を逃れました。
1600年の関ヶ原の戦いでは利長は東軍につき、西軍の丹羽長重を破るなどの功績を挙げ、
戦後、西軍について弟・利政の旧領・能登および加賀西部を加増され120万石となりました。

後、富山藩10万石、大聖寺藩7万石を支藩にしたため、
102万5千石として幕末まで続くことになります。

少々話がずれてしまいましたが、利家の時代に天守閣が建てられたようです。
しかし1602年、落雷により天守閣が焼失してしまうと、その後は
三階櫓を建てて、城のシンボルとしたようです。
また、この頃から金沢城と呼ばれるようになったようです。

1871年、廃藩置県によって明治政府の所管となり、旧陸軍の拠点となりました。
1949年には金沢大学が新設され、1997年に移転するまでこの地は大学でした。
金沢大学の移転にともない、石川県が取得、
ようやく金沢城公園としての整備が開始されました。

他の城郭は第二次大戦後、盛んに整備がされてきましたが、
金沢城の場合は自治体が用地を取得出来なかったために、それが出来ませんでした。

今現在、公園としての整備を続けているところです。
これからが楽しみですね♪(*^_^*)

最後の写真は菱櫓内にある金沢城の模型です。
写真左側が石川門で、中央部分が菱櫓や五十間長屋があった二の丸。
奥側が本丸で、かつて利家が建てた天守閣があったところです。

最後から二枚目の写真は石川橋です。
橋の左側が兼六園、右側が石川門です〜

☆☆☆

12月も半分が過ぎました・・・早いです(~o~)
年賀状未だです・・・明日デザインを考えようと思います。
予定枚数は夫婦二人で400枚・・・

今日から少しずつ大掃除を始めています。
年末年始休暇が30日からですので、休みに入ってからでは時間が足りなく。

それにしても早いですね〜
今年もあと２週間ですよ！！！

今年は靭帯損傷したり、顔面神経麻痺になったり・・・
昨年は二度も交通事故に遭ったり・・・
来年はいい年になると良いなぁ〜♪(*^_^*)

2006-12-16 23:33 nice!(41) コメント(23) トラックバック(0)
共通テーマ：日記・雑感

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金沢は２回行ったことがあります。
いとこが住んでいるのですが、もう１５年以上会っていません。
NHKの利家と松を夫婦で見ていました。
今年も押し詰まり、でも私も年賀状を作成していません。
まだ、写真を撮っていないので、住所録の整理だけやってます。
by さいがわ (2006-12-17 00:07)